平成21年度自主企画事業実施報告

参加者  一般25名 会員17名 計42名 


司会・進行 濱田 会員
・島貫副会長の開会挨拶

本日は、当会主催の平成21年度企画事業「交流講座」にご多忙のところ、ご参集戴きまして誠に有難うございます。日頃から当会に、ご支援、ご協力を心より感謝とお礼を申し上げます。
当会の活動状況は、過去の貧困経済社会からバブル経済を経て物質的、精神的な面が豊かになりましたが昨今は、バブル経済社会の崩壊で社会現象反転し、人間関係の絆・地域社会の絆・子ども達の支援活動までも欠落しています。私達の会は、精神的な面の支援活動で社会貢献をしています。当会会員には各種特技を持った人が多く各分野活躍し、特に『地域と子どもの居場所を語る』放課後子どもプラン事業に積極的に支援・協力し、将来の子どもを育む活動を実践します。
本日は、ご協力を賜りご臨席を戴いた三人のパネラーには心よりお礼と感謝を申し上げます。
大山・事務局長から
 生涯学習インストラクター制度と概要函館生涯学習インストラクターの会の趣旨説明及び活動状況説明

司会者 本日の「シンポジウム」進行の関係者の略歴等紹介した。
・ コーディネーター  ・函館生涯学習インストラクターの会  大山勝男 事務局長

テーマ…の設定理由 『地域と子どもの居場所を語る』の説明

▲ 少子高齢化社会で「子どもは、地域の宝」とは
・子どもの取巻く環境は、地域の遊び場も少なくなり、受験戦争の激化の中で塾通いも忙しくなり、地域での群れて遊ぶことも少なくなりました。地域の見知らぬ子どもどうしが遊ぶことも、異年令の子どもが遊ぶことも極めてまれになっています。また親や地域の大人たちととも遊ぶ機会は非常に少なく、地域の人間関係・仲間意識の希薄化は、大人社会の影響が子ども社会まで影響しています。
・我が国の子どもの数と総人口に占める割合。平成21.4月現在、総人口に占める子どもの割合13.4%と35年連続低下で世界でも最低水準となっている。
・都道府県別の人口に占める子どもの割合は(平成21.10.1現在)では、最も高かったのは、沖縄県17.9%、滋賀県15.1%愛知県14.7%前年と同じ、最も低いのは、秋田県11.5%東京都11.8%北海道12.2%


▲ 子どもたちの安全・安心な遊び場があるか?
・子どもは、身近な地域を見て社会全体を徐々に捉えています。子どもにとっての社会とは、様々な自然環境や遊び施設や人間関係が存在している地域なのです。
また、遊び場という点では、放課後の校庭施設開放なども重要な環境となります。自然を含めた。これらの遊び環境は、大人に介入されず子ども自身の自由な環境です。
◇社会を震撼させる重大事件の発生……社会の現象が大きく変化する。
@ H9年小学生の頭部を中学校の正門に放置・酒鬼薔薇聖斗事件、兵庫県神戸市少年首を
A H13小学校に侵入し、刃物で子供達の教室を襲撃殺害事件、大阪府池田小学校  
これらの事件発生後に、子どもの安全・安心な遊び場が失われてしまった。それを地域社会で保護する役割が“今”求められているのではないでしょうか……「命の大切・生きる力」の大切さを。


▲ 地域で子育ての支援活動をしていますか?
・校区内の小学校運動会見学等、子ども達がどのような行動をするか見えますか。
・地域に子育てサポート施設等(学童保育所・幼稚園・保育園・児童館等)知っていますか
・地域活動で子どもに関する実施事業がありますか。また他地域と交流は(校区内町会交流)
子ども達を中心に町会会館を活用した事がありますか? 例(読み聞かせ活動をしている
)

▲ 地域と学校・保護者の連携体制は?
・学校(PTA)は、地域活動に関心をどの程度持っていますか。……未加入問題
・町会活動での青少年育成部の役割は何を……学校と町会は情報交換をしていますか。
・いじめ・不登校の要因は非常に複雑化しています。……特に地域社会では個人情報の保護法による制約で、地域内での人間関係か希薄になり、児童虐待、独居家庭、高齢家族関係等。