2012・5・17

             5月度月例研修会

子供読書応援団養成講座
〜絵本で広がる素敵な世界〜

講師 銀のふね 副代表 岸本 和子

   
 読み聞かせの基本

 見える・聞こえる・わかるが最大のポイント
  下読みをする(音読と黙読)
絵が語るものと文が語るものとがはっきり判って
間の取り方やことば運びが上手くできます。

★読み方について

 ・聞く態勢が整っているかどうかを確認してから読み始める
 ・読む事だけにとらわれず聞き手を意識して読む
 ・語尾まできちんと発音する(ささやき声にならないように)
 ・語尾上げのくせに気を付ける
 ・文字のないページは黙ってゆっくりみせる
・ゆっくりと心を込めて読む
・最後をちゃんと終わらせる。まだ続くの?とならないようにする

★持ち方とページのめくり方

 ・本の開きぐせをつけておく→新しい本は要注意
 ・本の真ん中を持って、めくる時は絵を隠さないようにする
 ・めくる時に、本が動かないように!
 ・本が傾きがちになるので要注意
・表紙から裏表紙までをきちんと見せる
 
   

絵本の選び方  読み聞かせに向く絵本とは

 ・絵がはっきりみえ、絵と文のバランスがとれている
 ・発達年齢や興味に合うものを選ぶ→上限はあるが下限はありません
 ・読む時間帯により、話の長さ、言葉のリズム、内容を考慮する
 ・文章のわかりやすさ→耳で聞いて、イメージが描きやすい言葉で!

絵本の持つ多様性

 ・絵は動きません。何度でも出会う事が出来ます。
 ・絵本は絵とことばから出来ている芸術作品です。
 ・絵本を仲立ちとして心豊かな世界が広がります。
 ・読み手と聞き手の幸せな時間の共有が出来ます
  



           本はみんなの応援団!